WooCommerceにクレジットカード決済Stripeを導入する方法
WooCommerceにクレジットカード決済サービスStripeの導入方法をわかりやすくご説明します。
Stripe(ストライプ)の契約、設定はとても簡単です。法人であればその日から利用できるでしょう。
Stripe導入の流れ
Stripe導入の流れは下記になります。
- stripeでアカウント作成
- 本番環境利用の申請
- テスト用のAPIを設定して、カード決済のテストを行なう
- 本番APIを設定する
Stripeでアカウントを作成する
Stripeでアカウントを作成して下さい。
名前、メールアドレス、パスワードを記入するだけで、簡単にアカウントを作成することができます。
登録後に認証メールが届くので、メールに記載されているURLをクリックするとアカウントが作成されます。
本番環境を登録する
法人名や銀行口座など、必要事項の記入を進めていきましょう。
サイドメニューの「本番環境利用の申請」をクリックします。
事業所の所在地を記入します。
法人名や法人番号などを記入していきます。
法人番号は「国税庁の法人番号公表サイト」で検索すると分かります。
申請者の名前や住所を記入します。
「改正割賦販売法」に関する質問に答えます。
下図のように設定すると良いでしょう。
クレジット決済の明細書に表記される内容を記入します。
URLと電話番号は既に記入されていると思いますが、変更する場合は適宜修正して下さい。
売上が入金される金融機関の情報を記入します。
今後、Stripeにログインする際には、2段階認証が必要となります。
SMS、またはアプリどちらかの方法を選択して設定します。
スキップしても最終設定で必須となるため2段階認証を設定しておきましょう。
「完了」ボタンをクリックすると、本番環境の利用申請は完了です。
Stripeで決済できるかをテスト
Stripeのテスト用APIを使って、クレジットカード決済のテストができます。
必要な情報
4つのキーが必要になります。
- エンドポイント:WooCommerceで確認
- 公開可能キー:Stripeで確認
- シークレットキー:Stripeで確認
- 署名シークレット:Stripeで確認
WooCommerceでエンドポイントを確認する
エンドポイントはWooCommerceのStripeの設定画面で確認できます。
Stripeで3つのキー情報を取得する
サイドメニューの「開発者」の「API」をクリックして「テストデータの表示」に切り替えます。
「公開可能キー」と「シークレットキー」をメモします。
サイドメニューの「Webhook」をクリックして「エンドポイントを追加」ボタンをクリックします。
ポップアップが表示されるので「エンドポイントURL」を記入します。
「すべてのイベントを受信」をクリックして「エンドポイントを追加」ボタンをクリックします。
エンドポイントのURLをクリックします。
署名シークレットの情報をメモします。
以上で「公開可能キー」「確認シークレットキー」「署名シークレット」の3つのキーが取得できました。
この3つのキーを制作会社に伝えると設定してくれるでしょう。
WooCommerceにキーを設定する
「公開可能キー」「確認シークレットキー」「署名シークレット」の3つのキーをWooCommerceのStripeの設定に記入します。
以上で設定は完了です。
クレジットカード決済をテストする
決済画面でテスト用のカード情報を使って、クレジットカードの決済テスを行なうことができます。
Stripeでカード決済が成功しているかを確認します。
サイドメニューの「支払い」で確認することができます。
問題がなければ本番環境へと進めていきます。
本番環境への変更方法
本番環境のトークンを取得していきます。
Stripeにログインして「開発者」の「APIキー」をクリックします。
「テストデータを表示」を画像のようにOFFにします。
トークンがテスト環境の「pk_test」から、本番環境の「pk_live」になっていると思います。
「公開可能キー」をメモします。
「本番キーを表示」をクリックします。
セキュリティのため一度しか表示できないので、必ずメモるようにします。
サイドメニューの「Webhook」をクリックして「エンドポイントを追加」ボタンをクリックします。
ポップアップが表示されるので「エンドポイントURL」を記入します。
「すべてのイベントを受信」をクリックして「エンドポイントを追加」ボタンをクリックします。
エンドポイントのURLをクリックします。
署名シークレットの情報をメモします。
以上で「公開可能キー」「確認シークレットキー」「署名シークレット」の3つのキーが取得できました。
この3つのキーを制作会社に伝えると設定してくれるでしょう。
WooCommerceへの設定
設定方法は、テスト環境の設定と同じです。
「テストモードを有効」をオフにして、「公開可能キー」「確認シークレットキー」「署名シークレット」の3つのキーを記入して、保存するとStripeと接続されます。
以上で設定は完了です。
StripeでJCBが有効かを確認
StripeでJCBが利用できるまで、審査のため数日かかります。
JCBが有効になっているかを確認します。
「設定」の「支払い方法」でJCBが有効になっているかを確認できます。
以上でStripeの設定は完了です。