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お問い合せフォームの日英ローカライズの文章まとめと解説

こんばんわ。新宿のウェブ制作会社ITTIの外国語担当のディレクターYです。

ウェブサイトを日本語から英語にローカライズする時に重要な「お問い合せフォーム」の文章の違いや、英語サイトでよく使われている表現をまとめました。

日本では「お問い合せ」ページの文章は、堅苦しい文章や、そっけない文章が多いのですが、海外ではカジュアルな表現の文章も多く見受けられます。

そのため、日本語ウェブサイトを英語のウェブサイトへとローカライズする場合は そのまま英訳するより、ターゲット層やサービスの内容に合わせてローカライズした方が効果的です。

日本のお問い合せページの文章

例えば日本のウェブサイトの「お問い合せ」文書としては、下記のような文章がよく見受けられます。

  • 「ご相談、お問い合せはお気軽にどうぞ。」
  • 「サービス全般に関しての質問を承っております。サポートガイドやヘルプをご覧になってもわからないことがあればお気軽にお問い合せください。」
  • 「入力フォームにご記入のうえ、ご送信くださいますようお願い致します。 弊社担当者よりご連絡させて頂きます。」
  • 「お問い合せフォームからご提供いただきました個人情報は、当社個人情報保護方針(プライバシーポリシー)に基づき厳正に管理いたします。」

企業のコンプライアンスを感じる文章や、安心感を感じる文章もありますね。

海外のお問い合せページの文章

海外でも日本のように硬い表現で書かれた「お問い合せ」ページの文章もありますが、下記のようなカジュアルな表現の文章もあります。

Thanks for getting in touch!

「連絡してくれてありがとう!」といったニュアンスのフレンドリーな一文です。

英文もThank you…ではなく、親しい間柄でよく使われるカジュアルな表現のThanks で始まっています。

 

他にも下記のような文章があります。

We are happy to answer any questions you have….

「どのようなご質問にも喜んでお答えします。」といった感じの前向きで、明るい印象を与える表現ですね。

個人的には「Happy(喜んで)お答えします!」と言ってもらうと、心の負荷が軽くなるような気がして尋ねやすくなります。

 

Fill Out an Inquiry Form.

「お問合わせフォームに記入してね。」といった表現です。

 

Just send us a message in the form below.

「下のフォームを使ってメッセージ送ってね。」というニュアンスです。

Just send us の方が、Please send us よりもくだけた感じがしますし、ダイレクトに感じます。

 

We love to hear from you! 

「質問」や「メッセージ」など連絡を待ってます!というニュアンスです。

海外のお問い合せフォームの表記

「お問合わせフォーム」のタイトルも様々です。

例えば、Inquiry Form だったり、Contact us といったタイトルがよく使われています。

しかし、なかには Drop me a line!

「連絡してね!」というタイトルもあります。

ニュアンス的には「長い文章ではなく、一行でもいいのでメッセージくださいね」といった感じです。

日本のウェブサイトに比べて、気軽に問い合せできる雰囲気のある文章ですね。

 

「お問い合せ」ページの文章とはいえここまで違ってくるので、どのような文体にするかも考慮してローカライズするのが理想的です。

「お問い合せ」とは、顧客とのコミュニケーションでもあるので、こういったフランクなお問い合せ文章もいいですよね。

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