Contact Form 7のお問い合せフォームを条件によって変更する方法
リモートでも新宿に行くことが多いデザイナーのNNです。
Contact Form7を使って、フォームの条件分岐ができるConditional Fields for Contact Form 7をご紹介します。ANDによる条件分岐もできるだけではなく、選択によってメールに差し込む文章も変えることができる優れたアドオン・プラグインです。
お問い合せフォームで、選択した項目によって、次の項目内容をリアルタイムに変更したい場合があります。
Contact Form 7を利用したフォームの条件分岐が手軽に設定できるプラグインが「Conditional Fields for Contact Form 7」です。
このプラグインが凄いのは「AND(且つ)」の分岐が簡単に設定できる点で、その点もご紹介いたします。
フォームの条件分岐の方法
Conditional Fields for Contact Form 7をインストールすると「Conditional Fields」タブが追加されます。
サンプルとして下記の様な3つの条件分岐を設定してみます。
条件分岐のフォームを作成
まずは通常通りフォームを作っていきます。
右中括弧の箇所が条件分岐によって表示を変えたいフォーム要素になります。
3つの条件分岐があるのが分かると思います。
「Conditional Fields Group」ボタンをクリックして「Name」に1つ目の条件分岐の名称(任意)を記入します。
グループのフォームタグが追加されました。
このままでは機能しないので、条件の1つ目を「group」タグで括るように修正します。
同じように、条件2,条件3も作っていきます。
完了したら「保存」ボタンをクリックします。
続いて条件分岐の設定を行っていきます。「Conditional fields」タブをクリックします。
- 条件1の「group-yes」を設定します
- 選択肢を設定した「test-1」を設定します
- equals(イコール)にします
- 選択肢の「test-1」で「はい」を選択した時に条件1を表示するようにしました
設定が終わったら「保存」ボタンをクリックします。
同様に、条件2,条件3も追加していきましょう。
「+add new Conditional rule」ボタンをクリックして追加していきます。
フォームを保存して、実際の動作を見てみましょう。
チェックボックスの選択で、次のフォーム項目が変わっていますね。
メールの作成
メールには下記のように記載すると条件に合わせてメールに記入されます。
メール
[group-yes][yes][/group-yes]
[group-no][no][/group-no]
[group-neither][neither][/group-neither]
条件に合わせてメールに記入されるので、下記のようなこともできます。
メール
[group-yes]
ご回答ありがとうございました。下記の内容で承りました
[yes]
[/group-yes]
[group-no][no][/group-no]
[group-neither][neither][/group-neither]
条件分岐だけではなく、選択によってメールにいろいろな文章を差し込むこともできるので、活用方法が広がりますね。
ANDを使った条件分岐
下記のサンプルでは「2名様」且つ「いいえ」を選択した場合のみ、次の選択肢が表示されるようにしています。
まずは通常通りの分岐を作ります。
作り終わったら「And」ボタンをクリックします。
AND条件を追加して「保存」ボタンを押すと完了です。
ちなみに「not equals(ノット・イコール)」にすると「いいえ」以外を選択した場合となります。
分岐で表示された選択肢を、さらに分岐させることもできるのでお店の予約フォームなどに活用できそうですね。
Contact Form 7の便利な機能を紹介しているのでよろしければご覧ください。
フォームの改善を検討されている方はお気軽にご相談ください。