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イッティWEBスタッフの制作ブログ

あなたの知らないmetaタグの世界

headタグ内のmetaタグ、linkタグのまとめ。随時変更していきます。

meta情報は、検索サイトやウェブサービス、アプリケーションに端的にセマンティックな情報を伝えたり、処理を指定したりすることができます。

サービスごとにさまざまなmeta情報があり、SEOに効果があると悪用されたmeta情報などもあり、現在セマンティックな情報はマイクロフォーマットが推奨されるようになりました。

いまもなお利用価値のあるmeta情報から、すでに利用されてないmeta情報まで、奥深いmeta情報の世界を覗いてみましょう。

ページ情報に関するmeta情報

ページの概要を伝える

ページの概略を伝えるmeta情報です。
Googleなどの検索結果のスニペットとして表示され、クリック率を高める重要なmeta情報の1つです。

ページ数が多いホームページや、ウェブ担当者の手が回らなくて概略を書くことができない場合、適当な概略文章の場合などは、このmetaタグを削除するのもありです。

Googleが検索キーワードに最適なスニペットをウェブページから抜粋して表示してくれます。

<meta name="description" content="概要・説明文" />

ページの概要を伝える

すでにmeta「description」を利用していれば不要です。

<meta name="summary" content="概要・説明文">
<meta name="topic" content="概要・説明文">

ページ概要の補足を伝える

descriptionの補足となる文章を記載できます。
もちろんdescriptionだけでも良いです。

<meta name="abstract" content="補足文">

ページに関連するキーワードを記述します

ページに関するキーワードをカンマで区切って書きます。

昔はSEO効果があるとして重視されましたが、現在のGoogleは無視するmetaタグです。無くてもあっても良いmetaタグです。

<meta name="keywords" content="キーワード,キーワード,キーワード" />

ページの要約を記述します

キーワードとほぼ同様のmeta情報で、カンマで区切って書きます。
無くても良いmetaタグです。

<meta name="page-topic" content="要約,要約" />

ページ名を記述します

ページのタイトルを記述します。
<title>タグに最適なテキストが書かれていれば不要なmetaタグです。

<meta name="pagename" content="ページタイトル">

ページのメディアタイプを記述します

ブログであれば「blog」、ページ内の動画が主であれば「video」など、ページのメディアを記述します。

<meta name="medium" content="blog">

ページのジャンル情報

ページがどのようなジャンルなのかを記載するmetaタグです。
複数の場合はカンマで区切り記入します。

general(一般的)、business(ビジネス)、computers(コンピューター)
entertainment(エンターテインメント)、internet(インターネット)、miscellaneous(いろいろ、寄せ集め)personal(個人的)などの他、hotelやguesthousesなどの記述も見かけるのでジャンルに決まりはないと思います。

このmetaタグを利用する場合は、日本語でも良いとは思いますが、英語も合わせて記入した方が良いでしょう。

<meta name="classification" content="ジャンル名,ジャンル名,ジャンル名" />

サイトが構築された年月日時間の情報

「iso8601」または「rfc822」のフォーマットで記述します。

「iso8601」の場合
2012年8月5日9時10分10秒は「2012-08-05T09:10:10+09:00」となります。(年-月-日T時間:分:秒+タイムゾーン)

「rfc822」の場合
2012年8月5日月曜日9時10分10秒は「Mon, 05 August 2012 09:10:10 +0900」となります。(曜日 日 月 年 時間:分:秒 +タイムゾーン)

<meta name="build" content="2012-08-05T09:10:10+09:00" />

ページが作成された年月日時間の情報

「iso8601」または「rfc822」のフォーマットで記述します。

<meta name="creation_date" content="2012-08-05T09:10:10+09:00" />

ページが更新された年月日時間の情報

「iso8601」または「rfc822」のフォーマットで記述します。

<meta name="date" content="2012-08-05T09:10:10+09:00" />

ページの有効期限

指定した年月日以降に検索結果から削除されます。

<meta name="Expires" content="December 31, 2012" />

ウェブサイトの対象地域

JapanやAsiaなどの国、地域を記述します。日本の場合は「Japan」になります。

<meta name="Targeted Geographic Area" content="Japan" />

サービス、商品の対象地域

世界が対象の場合はworldwideと記述します。
日本が対象の場合は「Japan」と記述します。

<meta name="coverage" content="worldwide" />

ウェブサイトの対象年齢を記述します

ウェブサイトの対象年齢を記入するmetaタグです。
4つのカテゴリーに合わせて記入します。

  1. generalは全年齢対象
  2. childは子供が対象
  3. adultは大人が対象
  4. safe for kidsは子供が見ても問題がない場合。

お酒、タバコ、18歳以上対象のウェブサイトの場合は「adult」を記載します。
全年齢対象の場合は「general」または不要です。

<meta name="rating" content="general" />

文章が記述されている言語を伝えます

日本語で書かれている場合は「ja」、アメリカ英語の場合は「en-us」、ドイツ語は「de」などと記述します。

日本語よりも英語の文章が多いページで「ja」と記入してもChromeが「日本語に翻訳しますか?」とアラートを表示させるので、無視されているタグだと思います。

<meta name="content-language" content="ja" />

他のmetaタグの対象範囲を記述します

他のmetaタグの対象範囲が外部、内部かを記述します。
トップページの場合は「Global」その他ページは「Local」を記述します。
通常は「Global」を記述します。

<meta name="distribution" content="Global">

サイト構造に関するmetaタグ

ウェブサイトの正式なURLを伝えます

現在は「meta="canonical"」を利用するのが一般的です。

<meta name="Identifier-URL" content="http://www.●●.jp/" />

ウェブサイトのトップページを伝えます

複数のドメイン(またはサブドメイン)で構成されているウェブサイトの場合に利用できるmetaタグです。

<link title="サイトタイト" href="http://www.●●.jp/" rel="index" />

ページのカテゴリーを伝えます

ページが属するカテゴリーを記述します。

<meta name="category" content="カテゴリー名">

複数ページで構成されているインデックスページを伝えます

複数のページで構成されたコンテンツのインデックスページを伝えることができます。インデックスページ(目次)がなければ不要です。

<link title="ページタイトル" href="http://www.●●.jp/contents/index.html" rel="index" />

複数ページで構成されている最初のページを伝える

複数ページで構成されているコンテンツの1ページ目を伝えることができます。
ページネーションなどでページを分割している時などに使用します。

<link title="ページタイトル" href="http://www.●●.jp/contents/page-1.html" rel="start" />

複数ページで構成されている時に、次のページを伝えます

rel=next・prevは、一つのテーマを複数ページで解説している場合にのみ使用します。
前後のページが全く異なる場合は、rel=next・prevやcontents、chapterなどのアノテーションは不要です。

<link title="ページタイトル" href="http://www.●●.jp/contents/page-2.html" rel="next" />

複数ページで構成されている時に、前のページを伝えます

一つのテーマを複数のページで解説している場合のみ使用します。

<link title="ページタイトル" href="http://www.●●.jp/contents/page-1.html" rel="prev" />

複数ページで構成されている時に、目次ページがあればそのページを伝えます

トップページに記述する場合は、サイトマップページのURLを記述します。

<link title="ページタイトル" href="http://www.●●.jp/contents.html" rel="contents" />

第一章、第二章など「章」を伝えます

複数ページで構成されていて第一章、第二章などに分かれている場合に使用します。
親子関係は「章」>「節」>「項」となります。

<link title="ページタイトル" href="http://www.●●.jp/chapter-1.html" rel="chapter" />

複数ページで構成されており、節のページがあればそのページを伝えます

<link title="ページタイトル" href="http://www.●●.jp/section-1.html" rel="section" />

複数ページで構成されており、項のページがあればそのページを伝えます

<link title="ページタイトル" href="http://www.●●.jp/subsection-1.html" rel="subsection" />

現在のページのヘルプページを伝えます

トップページに記述する場合は「問い合わせ」や「FAQ」ページのURLを記述します。

<link title="ページタイトル" href="http://www.●●.jp/help.html" rel="help" />

用語ページを伝えます

現在のページの文章で使用されている用語を解説しているページがあれば、そのページを伝えます。

<link title="ページタイトル" href="http://www.●●.jp/glossary.html" rel="glossary" />

現在のページの付録ページを伝えます

トップページに記述する場合は「ニュース」「ブログ」などのURLを記述できます。

<link title="ページタイトル" href="http://www.●●.jp/appendix.html" rel="appendix" />

検索ページを伝えます

ウェブサイト内に検索ページがあれば記述します。

<link title="ページタイトル" href="http://www.●●.jp/search.html" rel="search" />

リンク集ページを伝えます

ウェブサイト内にリンク集ページがあれば記述します。

<link title="ページタイトル" href="http://www.●●.jp/link.html" rel="bookmark" />

著作権、コピーライトについてのページがある場合、そのページを伝えます

免責事項や著作権が書かれているページを記述します。

<link title="ページタイトル" href="http://www.●●.jp/copyright.html" rel="copyright" />

多言語サイトのmetaタグ

多言語ウェブサイトであることをクローラーに伝えることができます。
「hreflang」についてはGoogleの多言語サイトについてが分かりやすいです。

Googleが推奨している多言語サイトであることを伝えるアノテーション

ウェブサイトに日本語や英語、スペイン語、イタリア語などに訳されたページがあれば、それぞれの言語に最適なURLを伝えることができます。
例えば、日本語ページには、英語、スペイン語のURLを記述します。英語のページには日本語、スペイン語のURLを記述します。

言語コードはISO 639-1、必要に応じてISO 3166-1 alpha-2形式で記述します。

<link href="http://●●.com/" rel="alternate" hreflang="ja" />//日本語
<link href="http://en-us.●●.com/" rel="alternate" hreflang="us" />//英語
<link href="http://es-ar.●●.com/" rel="alternate" hreflang="ar" />//スペイン語

Bingが推奨している多言語サイトであることを伝えるアノテーション

こちらはBing専用の多言語アノテーションです。
Googleとは使用する方法が違い、ページの書かれた言語を記述します。

<meta http-equiv="Content-Language" content="ja">

ブログ系のmetaタグ

ページのピンバック情報を伝えます

ピンバック、トラックバックを利用しない場合は不要です。

<link href="http://www.●●.jp/xmlrpc.php" rel="pingback" />

月間アーカイブのページを伝えます

ページが属するアーカイブページのURLを伝えることができます。

<link title="2012年08月" href="http://www.●●.jp/2018/08" rel="archives" />

RSSフィードのURLを伝えます

RSSを利用している場合に記述すると、RSSリーダーが参照します。
サイトマップ.xmlがない場合にクローラーはRSSの情報を読み取りに行きます。

<link title="サイトタイトルなど" href="http://www.●●.jp/feed" rel="alternate" type="application/rss+xml" />

外部アプリケーションを使ってブログを更新する時の情報を伝えます

Wordやアプリケーションでブログを更新する時に必要となります。
コントロールパネルからブログを更新する場合は不要です。セキュリティの面からxmlrpc.phpを削除します。

<link title="RSD" href="http://www.●●.jp/xmlrpc.php?rsd" rel="EditURI" type="application/rsd+xml" />

Windows Live Writer使ってブログを更新する時の情報を伝えます

Windows Live Writerを使わない場合は不要です。

<link href="http://www.●●.jp/wp-includes/wlwmanifest.xml" rel="wlwmanifest" type="application/wlwmanifest+xml" />

ショートURLの情報を伝えます

日本語ドメインや、日本語のURLを利用している場合には便利なショートURLの情報を伝えることができます。
日本語URLを使用していない場合は削除しても良いでしょう。

<link href="http://www.●●.jp/?p=33" rel="shortlink" />

スマートフォン、携帯サイトに関するmetaタグ

携帯サイト(フィーチャーフォン)のページをクローラーに伝えます

PCサイトのページに該当するフィーチャーフォンのページがあれば、そのURLを記述します。

<link href="http://www.●●.jp/index.html" rel="alternate" media="handheld" />

スマートフォンのページをクローラーに伝えます

PCサイトとスマーフォトンサイトが別のURLで運営されている場合に利用します。
PCサイトのページに該当するスマートフォンのページがあれば、そのURLを記述します。

スクリーンの最大幅(max-width)は任意で設定できます。

<link href="http://www.●●.jp/" rel="alternate" media="only screen and (max-width: 640px)" />

スマートフォンでも閲覧可能なことを伝えます

ウェブサイトがレスポンシブでスマートフォンに対応している場合に記述します。
現在はこのアノテーションが無くてもクローラーは理解します。

<meta name="HandheldFriendly" content="true" />

ブラウザによる電話番号、数字の自動リンク機能を停止する

ブラウザが電話番号に自動的にリンクを設定する機能を停止することができます。
数字が電話番号と誤認識する場合などにも利用できます。

<meta name="format-detection" content="telephone=no" />

モバイルページであることを伝えます

コンテンツ幅を指定することでモバイルページであることを伝えるWindows OS独自のmetaタグです。サポートされているかは不明です。

<meta name="MobileOptimized" content="320">

スマートフォンで表示されるサイズを制御します

スマートフォンでの表示サイズを指定するビューポート設定になります。

<meta name="viewport" content="設定" />

スマートフォンの表示サイズを制御する設定

【width】横幅です。ピクセル指定の他、画面の横幅に合わせる「device-width」などあります。
【height】高さを指定できます。
【initial-scale】初期の拡大サイズを指定できます。
【maximum-scale】最大の拡大サイズを指定できます。
【minimum-scale】最小の縮小サイズを指定できます。
【user-scalable】ユーザーが縮小・拡大できるかを設定できます。

Android独自の表示指定として「target-densitydpi」があります。
1インチの中に表示させるドットを指定して表示サイズをコントロールします。
【device-dpi】画面解像度と表示が同じサイズになります。
【low-dpi】120dpi
【medium-dpi】160dpi
【high-dpi】240dpi
【数値】70~400の数値を設定することも可能

Sample
<meta name="viewport" content="width=device-width,target-densitydpi=device-dpi,initial-scale=1.0,minimum-scale=1.0,maximum-scale=1.0,user-scalable=no" />

ファビコン、アイコンに関するmetaタグ

ブラウザにファビコンを表示させることができます

ファビコンがあればファビコンへのURLを記述します。
ファビコンはルートに置くのが推奨されています。

<link href="http://www.●●.jp/favicon.ico" rel="shortcut icon" type="image/x-icon" />

スマートフォンのブックマークアイコン

スマートフォン(iOS、Android)のブックマークアイコンになります。
それぞれのアイコンサイズを用意しますが、ほどほどに。

<link rel="apple-touch-icon" sizes="57x57" href="/57x57.png?x18008">
<link rel="apple-touch-icon" sizes="60x60" href="/60x60.png?x18008">
<link rel="apple-touch-icon" sizes="72x72" href="/72x72.png?x18008">
<link rel="apple-touch-icon" sizes="76x76" href="/76x76.png?x18008">
<link rel="apple-touch-icon" sizes="114x114" href="/114x114.png?x18008">
<link rel="apple-touch-icon" sizes="120x120" href="/120x120.png?x18008">
<link rel="apple-touch-icon" sizes="144x144" href="/144x144.png?x18008">
<link rel="apple-touch-icon" sizes="152x152" href="/152x152.png?x18008">
<link rel="apple-touch-icon" sizes="180x180" href="/180x180.png?x18008">

Androidやソーシャルサービスに利用できるアイコン

AndroidやWindows、ソーシャルサービスに利用できるアイコンです。iOSは非対応です。

<link rel="icon" type="image/png" href="/16x16.png?x18008" sizes="16x16">
<link rel="icon" type="image/png" href="/32x32.png?x18008" sizes="32x32">
<link rel="icon" type="image/png" href="/96x96.png?x18008" sizes="96x96">
<link rel="icon" type="image/png" href="/194x194.png?x18008" sizes="194x194">
<link rel="icon" type="image/png" href="/192x192.png?x18008" sizes="192x192">

検索エンジンのインデックスやリンクに関するmetaタグ

ページをインデックスすることを許可します

クローラーにページをインデックスすることを許可します。通常は記述する必要はありません。

<meta name="robots" content="index" />

ページをインデックスすることを拒否します

クローラーにページをインデックスすることを拒否します。
検索してもヒットしなくなります。

<meta name="robots" content="noindex" />

ページ内のリンクを巡回することを許可します

クローラーにページ内のリンクを巡回することを許可します。
通常は不要なタグです。

<meta name="robots" content="follow" />

ページ内のリンクの巡回を拒否します

クローラーがページ内のリンクを巡回ことを拒否できます。

<meta name="robots" content="nofollow" />

ページのインデックス、リンクの巡回をまとめて記述する

indexやnofollowはまとめて記述することができます。

Sample
<meta name="robots" content="all" /> //インデックスもリンクの巡回も許可
<meta name="robots" content="none" /> //インデックスもリンクの巡回も拒否
<meta name="robots" content="index,nofollow" /> //インデックスは許可するがリンクの巡回は拒否
<meta name="robots" content="noindex,follow" /> //インデックスは拒否するがリンクの巡回は許可

ページのキャッシュを拒否します

検索結果でキャッシュが表示するのを拒否できます。
価格の変動が多いECサイトなどに利用できます。

<meta name="robots" content="noarchive" />
 

dmozなどのディレクトリ検索の引用を検索結果のスニペットに表示させない

dmozはすでにサービスを終了しており、サポートされていないタグです。

<meta name="robots" content="noodp" />

クローラーに訪れる期間を指定します

検索クローラーに訪れる期間を指定できます。
完全に無視される意味のないアノテーションです。

<meta name="revisit-after" content="10 days" />

オリジナルのページを伝えます

オリジナルのページを伝えることができる最も重要なアノテーションの一つです。

オリジナルのページとほぼ同様の複製ページ(モバイルページ、ミラーサイト、プレスリリースサイトなど)が存在する場合、コピーページにオリジナルページのURLをcanonicalを設定します。

情報が重複するページが複数ある場合に、特定の1ページだけを指定することにも利用されます。

1つのページにURLにwwwのあり・なし、index.htmlや/で、複数のURLがインデックスされている場合にURLを統一させることができます。

<link href="http://www.●●.jp/" rel="canonical" />

googleの翻訳ページへのリンクを無効にします

ページがユーザー言語とは異なる場合、検索結果に翻訳ページへのリンクが表示されますが、これを無効にできます。

<meta name="google" content="notranslate" />

ブラウザに関するmetaタグ

キャッシュをさせない

ページを更新してもブラウザが古い情報を表示してしまう場合は、下記の3つのメタ情報を記述するとキャッシュがクリアされて最新の情報が表示されます。

<meta http-equiv="Pragma" content="no-cache" />
<meta http-equiv="Cache-Control" content="no-cache" />
<meta http-equiv="Expires" content="0" />

キャッシュの有効期限を設定する

キャッシュの有効期限を設定できます。通常はタグではなくサーバ側で設定します。
グリニッジ表記で記述します。

<meta http-equiv="Expires" content="Tue, 21 Aug 2012 19:53:36 GMT" />
 

IEの互換表示を指定する

IEのバージョンに合わせてレンダリングさせることができます。

<meta http-equiv="X-UA-Compatible" content="IE=8 ; IE=9" />
<meta http-equiv="X-UA-Compatible" content="IE=8" /><!-- IE8のみの場合 -->
<meta http-equiv="X-UA-Compatible" content="edge" /><!-- IEの最新レンダリングモードを利用する場合 -->

IEのエミュレーションを指定する

DOCTYPE宣言で指定しているモードでレンダリングを優先する場合のタグになります。IE11の開発者モードで古いバージョンのIEを表示させる時にも使えます。

<meta http-equiv="X-UA-Compatible" content="IE=EmulateIE8" />

IEの互換表示、エミュレーションの詳細

マイクロソフトのテクニカルブログが分かりやすいです。

http://blogs.technet.com/b/jpieblog/archive/2009/09/09/3280034.aspx

ページ遷移の時にトランジション効果で遷移します

IEのオリジナル機能で、ページを移動する時にフェードや、モザイクなどのトランジション効果でページ遷移させることができます。

<meta http-equiv="page-enter" content="トランジション効果" /><!--ページ読み込みのトランジション-->
<meta http-equiv="page-exit" content="トランジション効果" /><!--ページ終了のトランジション-->

指定したタイミングでリロードさせます

指定したタイミングでブラウザをリロードさせます。

<meta http-equiv="Refresh" content="10" />

指定したタイミングでページを移動します

指定した時間が経過するとcontentに指定したURLへ自動的に移動させます。

<meta http-equiv="Refresh" content="10;URL=http://www.●●.jp/" />
 

指定ページを事前に読み込みます

Resource Hintsの一つ。
指定したページを事前にレンダリングすることができるので、指定したページに移動した時の表示が早くなります。指定できるページは1つだけになります。
ランディングページから移動するページが決まっている時に利用価値があります。

<link rel="prerender" href="http://www.●●.com/●●.html">
 

指定したドメインのDNSのリクエスト処理を解決します

Resoruce Hintsの一つです。
Google AnalyticsやFacebookのウィジェットなど、外部URLのDNSを予め指定しておくことでDNS処理を解決させることができます。

<link rel="dns-prefetch" href="//●●.com">

指定したリソースを事前に読み込みます

Resoruce Hintsの一つです。
サイト内で使われるであろう画像ファイルやCSS、JS、Fontなどのファイルを事前に読み込むことができます。

<link rel="prefetch" href="//●●.com/image.jpg">

指定したドメインのDNSを解決してホストへの接続をおこなう

Resoruce Hintsの一つです。
dns-prefetchと同じようにDNS処理を解決してさらにホストへの接続もおこないます。

<link rel="preconnect" href="//●●.com" crossorigin="anonymous">//認証情報を付与しない
<link rel="preconnect" href="//●●.com" crossorigin="use-credentials">//認証情報を付与する
<link rel="preconnect" href="//●●.com" crossorigin>//認証情報を付与しない

ブラウザのSkypeの電話番号リンクを防ぎます

Skypeプラグインを入れている場合、ページ内の電話番号にSkypeの電話番号リンクが設定されるのを防ぐことがあります。

<meta name="SKYPE_TOOLBAR" content="SKYPE_TOOLBAR_PARSER_COMPATIBLE" />

サイトの著作に関するmetaタグ

ウェブサイトやページの著作に関するメタ情報です。

コピーライトの情報

※HTML5からは廃止されています。

<meta name="copyright" content="copyright 2012 ITTI., All Rights Reserved." />

著作権利者の情報

名前、ニックネーム、店名、企業名、サイト名などを記述します。
HTML5から廃止されたコピーライトの代わりにこちらを使います。

<meta name="author" content="著者名" />

著者の情報

こちらはGoogleの検索結果に「Google+」の情報を表示させます。
Google+のサービスが終了されたため、廃止されています。

<link rel="author" href="自分のGoogle+のURLを記入する" />

オーナーの情報

ウェブサイトのオーナー情報を記述します。

<meta name="owner" content="ウェブサイトのオーナー名">

出版社の情報

使いどころが分かりませんが、書籍から引用した場合に記載するのだと思います。

<meta name="publisher" content="出版社の名前" />

デザイナーの情報

ページ、もしくはサイトをデザインしたデザイナーを記述します。

<meta name="designer" content="デザイナー名">

サイトの制作ツール情報

ホームページビルダーやCMSで自動的に挿入される場合があります。不要なので削除しても良いです。

<meta http-equiv="Generator" content="ツール名" />
<meta name="ProgId" content="ツール名" />
<meta name="Originator" content="ツール名" />

連絡先となるメールアドレス情報

スパムの対象になるので記載しなほうが良い。

<meta name="reply-to" content="info@●●.com" />

連絡先の電話番号の情報

企業や店舗の電話番号を記載します。

<meta name="tel" scheme="電話番号" />

FAX番号の情報

企業や店舗のFAX番号を記載します。

<meta name="fax" scheme="FAX番号" />

国番号の情報

二桁の場合は0を追加します。日本は「081」になります。

<meta name="code" scheme="国番号" />

Facebookに関するmetaタグ

サイトのタイトルを伝えます

サイトのタイトルを記述します。

<meta content="サイトタイトル" />

ページのタイトルを伝えます

ページのタイトルを記述します。

<meta content="ページタイトル" />

ページのURLを伝えます。

ページのURLを記述します。

<meta content="http://www.●●.jp/page.html" />

ページのイメージとなる画像を伝えます

OGPの画像サイズは200x200となっています。

<meta content="http://www.●●.jp/●●.png" />

ページの概略を伝えます

ページの概略を記述します。

<meta content="http://www.●●.jp/page.html" />

ページの種類(タイプ)を伝えます

ブログの場合はトップページのタイプは「blog」になりますが、下層ページは「article」などになります。
サポートしているタイプはFacebookの「OGPのサポートタイプ」を参考ください。

<meta content="article" />

ウェブサイトが対象としている地域を伝えます

ウェブサイトの国を記述します。

<meta content="ja_JP" />

Facebookアカウントと紐付けることができます

Facebookiのユーザーアカウントと紐付ける場合は記述します。

<meta content="ユーザーID" />

Facebookアプリと紐付けることができます

アプリ開発だけではなく、複数でFacebookページを管理する場合にも友好な手段のようです。

<meta content="ユーザーID" />

Facebookページと紐付けることができます

Facebookページとウェブページを紐付けるためのメタ情報です。

<meta content="ユーザーID" />

OGPの設定を確認できるデバッガーが提供されいます。

Twitter Cardsに関するmetaタグ

Twitter Cardsにはいくつかの種類があります。
Facebookでも採用しているOGPに対応しているので、既にFacebookのOGPを導入している場合は共有することができます。

Twitter Cardsの利用申請

Twitter Cardsを使うために「Twitter ID」と「サイトURL」を申請する必要があります。

・Card Validator
https://dev.twitter.com/docs/cards/validation/validator

Twitter アカウントなどの基本情報のみ

<meta name="twitter:card" content="summary">
<meta name="twitter:site" content="@サイトオーナーのツイッターID"><!--省略可能-->
<meta name="twitter:title" content="ページタイトル"><!--FBのOGPがあれば不要-->
<meta name="twitter:description" content="ページ概要"><!--FBのOGPがあれば不要-->

サムネイルを表示

縦横120pxを超える画像はトリミングされます。60px以下は表示されません

<meta name="twitter:card" content="summary">
<meta name="twitter:site" content="@サイトオーナーのツイッターID"><!--省略可能-->
<meta name="twitter:creator" content="@別に記事著者がいれば著者のツイッターID"><!--省略可能-->
<meta name="twitter:title" content="ページタイトル"><!--FBのOGPがあれば不要-->
<meta name="twitter:description" content="ページ概要"><!--FBのOGPがあれば不要-->
<meta property="og:image" content="画像URL"><!--FBのOGPを使うのであれば不要-->

画像を大きく表示

画像を大きく表示したい場合に使います。
縦280px、横150pxを超える画像サイズが必要です。それ以下の画像サイズの場合は画像は表示されません。

<meta name="twitter:card" content="summary_large_image">
<meta name="twitter:site" content="@サイトオーナーのツイッターID"><!--省略可能-->
<meta name="twitter:creator" content="@別に記事著者がいれば著者のツイッターID"><!--省略可能-->
<meta name="twitter:title" content="ページタイトル"><!--FBのOGPがあれば不要-->
<meta name="twitter:description" content="ページ概要"><!--FBのOGPがあれば不要-->
<meta property="og:image" content="画像URL"><!--FBのOGPを使うのであれば不要-->

写真のアスペクト比を保った画像表示

トリミングされずにアスペクト比を保ったサムネイル画像が表示されます。
縦280px、横150pxを超える画像サイズが必要です。

<meta name="twitter:card" content="photo">
<meta name="twitter:site" content="@サイトオーナーのツイッターID"><!--省略可能-->
<meta name="twitter:creator" content="@別に記事著者がいれば著者のツイッターID"><!--省略可能-->
<meta name="twitter:image:width" content="画像横幅px"><!--省略可能-->
<meta name="twitter:image:height" content="画像縦幅px"><!--省略可能-->
<meta name="twitter:title" content="ページタイトル"><!--FBのOGPがあれば不要-->
<meta name="twitter:description" content="ページ概要"><!--FBのOGPがあれば不要-->
<meta property="og:image" content="画像URL"><!--FBのOGPを使うのであれば不要-->

サムネイルを4枚表示させます

サムネイルをトリミングして4枚表示します。画像のURLは必須となります。

<meta name="twitter:card" content="gallery">
<meta name="twitter:site" content="@サイトオーナーのツイッターID"><!--省略可能-->
<meta name="twitter:creator" content="@別に記事著者がいれば著者のツイッターID"><!--省略可能-->
<meta name="twitter:title" content="ページタイトル"><!--FBのOGPがあれば不要-->
<meta name="twitter:description" content="ページ概要"><!--FBのOGPがあれば不要-->
<meta name="twitter:image0" content="画像のURL">
<meta name="twitter:image1" content="画像のURL">
<meta name="twitter:image2" content="画像のURL">
<meta name="twitter:image3" content="画像のURL">

動画を表示させます

Youtubeなどの動画を表示させることができます

<meta name="twitter:card" content="player">
<meta name="twitter:site" content="@サイトオーナーのツイッターID"><!--省略可能-->
<meta name="twitter:creator" content="@別に記事著者がいれば著者のツイッターID"><!--省略可能-->
<meta name="twitter:title" content="ページタイトル、または動画のタイトル"><!--FBのOGPがあれば不要-->
<meta name="twitter:description" content="ページ、または動画の概要"><!--FBのOGPがあれば不要-->
<meta name="twitter:image0" content="画像のURL">
<meta name="twitter:player" content="動画のURL">
<meta name="twitter:player:width" content="動画の横サイズ">
<meta name="twitter:player:height" content="動画の縦サイズ">

Pinterestに関するmetaタグ

ピンを拒否できるmetaタグです

ピンタレストに画像をpinされるのを防ぐことができます。

<meta name="pinterest" content="nopin" />

ピンのタイトル

pinされた時のタイトルを記述します。

<meta property="og:title" content="タイトル">

ピンされる商品の価格

商品の写真だった場合の価格を小数点も含めて記述します。
2千円の場合は「2000.00」20ドルの場合は「20.00」など

<meta property="og:price:amount" content="価格">

ピンされる商品の価格通貨

商品の価格通貨を記述します。
日本の場合は「EN」、イギリスの場合は「GBP」など

<meta property="og:price:currency" content="通貨">

まとめ。headタグ内のテンプレートHTML5バージョン

一般的に利用されているhead内のmeta情報です。

<!DOCTYPE html>
<html prefix="og: http://ogp.me/ns#"><!--イイねボタンを追加する場合はこちら -->
<html lang="ja"><!--イイねボタンが不要ならこちら -->
<head>

<meta http-equiv="content-type" content="text/html; charset=utf-8" />

<title>タイトル</title>
<meta name="description" content="概要・説明文" />
<meta name="keywords" content="キーワード,キーワード,キーワード" />
<meta name="classification" content="ジャンル名,ジャンル名,ジャンル名" />

<meta name="robots" content="noarchive" /><!-- キャッシュを拒否る場合 -->
<meta name="author" content="著者名" />
<meta name="tel" scheme="電話番号" /><!-- 実店舗がある場合 -->

<link href="http://www.●●.jp/" rel="canonical" />

<!-- for smartphone -->
<meta name="viewport" content="width=device-width,target-densitydpi=device-dpi" />
<meta name="format-detection" content="telephone=no" />

<!-- favicon -->
<link href="http://www.●●.jp/favicon.ico" rel="shortcut icon" type="image/x-icon" />
<!-- icon -->
<link rel="apple-touch-icon" sizes="57x57" href="/57x57.png?x18008">
<link rel="apple-touch-icon" sizes="60x60" href="/60x60.png?x18008">
<link rel="apple-touch-icon" sizes="72x72" href="/72x72.png?x18008">
<link rel="apple-touch-icon" sizes="76x76" href="/76x76.png?x18008">
<link rel="apple-touch-icon" sizes="114x114" href="/114x114.png?x18008">
<link rel="apple-touch-icon" sizes="120x120" href="/120x120.png?x18008">
<link rel="apple-touch-icon" sizes="144x144" href="/144x144.png?x18008">
<link rel="apple-touch-icon" sizes="152x152" href="/152x152.png?x18008">
<link rel="apple-touch-icon" sizes="180x180" href="/180x180.png?x18008">
<link rel="icon" type="image/png" href="/16x16.png?x18008" sizes="16x16">
<link rel="icon" type="image/png" href="/32x32.png?x18008" sizes="32x32">
<link rel="icon" type="image/png" href="/96x96.png?x18008" sizes="96x96">
<link rel="icon" type="image/png" href="/194x194.png?x18008" sizes="194x194">
<link rel="icon" type="image/png" href="/192x192.png?x18008" sizes="192x192">

<!-- site structure -->
<link title="サイトタイト" href="http://www.●●.jp/" rel="index" /><!-- トップページorインデックスページ -->
<link title="ページタイトル" href="http://www.●●.jp/page-1.html" rel="start" /><!-- 初めのページ -->
<link title="ページタイトル" href="http://www.●●.jp/page-2.html" rel="next" /><!-- 次のページ -->
<link title="ページタイトル" href="http://www.●●.jp/contents/page-1.html" rel="prev" /><!-- 前のページ -->

<!-- site structure top-page -->
<link title="ページタイトル" href="http://www.●●.jp/contents.html" rel="contents" /><!-- トップページではサイトマップページURL -->
<link title="ページタイトル" href="http://www.●●.jp/help.html" rel="help" /><!-- トップページではお問い合わせURL -->
<link title="ページタイトル" href="http://www.●●.jp/appendix.html" rel="appendix" /><!-- トップページではニュースやブログなどURL -->

<!-- Facebook -->
<meta content="サイトタイトル" />
<meta content="ページタイトル" />
<meta content="ページURL" />
<meta content="ページ概要" />
<meta content="ページタイプ" />
<meta content="イメージ画像200X200" />
<meta content="ja_JP" />
<meta content="ユーザーID" /><!-- FBのアカウントと紐付けない場合は不要 -->

<!-- Twitter Cards -->
<meta name="twitter:card" content="summary">
<meta name="twitter:site" content="@サイトオーナーのツイッターID"><!--省略可能-->
<meta name="twitter:creator" content="@別に記事著者がいれば著者のツイッターID"><!--省略可能-->
<meta name="twitter:title" content="ページタイトル"><!--FBのOGPがあれば不要-->
<meta name="twitter:description" content="ページ概要"><!--FBのOGPがあれば不要-->
<meta property="og:image" content="画像URL"><!--FBのOGPを使うのであれば不要-->

<!-- CSS -->
<link href="●●.css" rel="stylesheet" media="screen" type="text/css" />
<link href="●●.css" rel="stylesheet" media="print" type="text/css" />

<!-- JS -->
<script type="text/javascript" src="●●.js"></script>

</head>

謎のメタタグ

海外のフォーラムで訪ねている人がいましたが不明です。

<meta name="directory" content="submission">

以上、meta情報のまとめでした。
廃止されるmeta情報もあるので、定期的に情報をリフレッシュしていきます。

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