GLOSSARY
ホームページの制作・運営に役立つ用語辞典
ウェブマーケティング用語
た
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ティザーサイト
ティザーサイトとは、新商品やサービスなどの発売前に、断片的な情報のみを公開してユーザーの興味を喚起するプロモーション用のホームページのことです。
商品の部分的な写真や、キャッチフレーズやロゴ、発売日などを画面いっぱいに使い、細かな説明が無いケースが多い。
ティザーサイトはプロモーションの面だけではなく、後にオープンされる新商品のホームページのドメインをいち早く検索エンジンへとインデックスさせることができるメリットもあります。
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トランザクション
トランザクションとは、目的に達する複数の処理をひとつの処理としてまとめた単位。
例えば、ECサイトでは「商品購入」の回数になります。
一人のユーザーが、2回商品を購入するとトランザクション数は「2」とカウントされます。
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滞在時間
滞在時間とは、ユーザーがホームページに滞在していた時間のことです。
アクセス解析によりページ単位での滞在時間を調べることも可能です。ページビュー数が多いページでも滞在時間が短い場合は読み飛ばされている可能性があり、ページビュー数が少なくても滞在時間が長いページはユーザーの関心が高い可能性があります。
このため、従来のページビュー数だけではなく、ページビュー数に滞在時間を加えた評価方法が一般化されています。
ただし、アクセス解析ツールによっては、1ページで直帰した場合は滞在時間はゼロと記録されます。
また、最期に閲覧したページの滞在時間も次のページへの記録が無いために滞在時間を測定することができません。1ページだけのキャンペーンページの滞在時間の測定にはアクセス解析ツールとは別に異なる解析ツールを使って測定します。
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トリプルメディア
トリプルメディアとは、広告メディア(TV、雑誌などのマスメディア)、ソーシャルメディア(SNS、ブログ、Twitterなど)、自社メディア(自社サイト)の3つのメディアのことです。
広告メディアを「ペイドメディア(お金を払う広告)」、ソーシャルメディアを「アーンドメディア(評判・評価)」、自社メディアを「オウンドメディア」とも呼ぶことがあります。
インターネットが情報配信、情報配信のメディアとして成長してきたことで、これら3つのメディアをうまく活用することがこれからのメディア戦略には必要とされています。
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デジタルサイネージ
デジタルサイネージとは、店舗や施設内のディスプレイ、ビルの大型ディスプレイなどに広告や情報を映像で表示する広告媒体のことです。
広告の内容をいつでも変更できる点や、3D映像、カメラセンサーにより性別・年齢にあわせた広告を表示できる点など、従来の広告ではできなかったことが容易にできるのが特徴です。
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デモグラフィック
デモグラフィックとは「人口統計」のことで「年齢」「性別」「所得」「職業」などに関するデータのことです。
デモグラフィック・データは比較的入手が簡単です。
総務省統計局のホームページで国勢調査のデモグラフィック・データを閲覧することが可能です。 -
デジタル インセンティブ
デジタル インセンティブとは、主にインターネット上で展開される無料の販促用サービスのことです。
アクセスの増加やブランドのロイヤリティを高めることなどを目的として行われます。
代表的なものとして「壁紙・ウォールペーパー」「着メロ」などがあります。
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定性調査
定性調査とは、対象者から直接話を聞いたり、感想や意見を書いてもらい、その回答データからユーザーのニーズを調査する方法です。
定量調査のように数値化されにくく、調査、解析に労力が必要になりますが「商品購入理由」や「商品についての詳しい感想」などを知ることができるため、商品開発、改善のヒントになります。
ホームページの制作・分析の定量調査は、下記の内容が挙げられます。
- ヒューリスティック評価
- ユーザビリティテスト
- ユーザーインタビュー
- 競合調査
- コンテンツ分析
定性調査で気をつける点
ホームページの改善やリニューアルの際に、ユーザーのアンケートを基に改善、リニューアルをおこなってしまうことがあります。
しかし、ユーザーの多くはインターフェイスの専門家ではなく、個人の好みを言っていることが大半です。そのため、ユーザーの好みを取り入れたとしても改悪となる場合もあります。
ユーザーの意見から真意や意図を読み取って、ホームページの改善、リニューアルをおこなう必要があります。