GLOSSARY
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ウェブマーケティング用語
か
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コンバージョン
ウェブマーケティングでのコンバージョンとは「成果」のことを指します。
「CV」と表記されることもあります。「ECサイトで物が売れる」「資料請求される」「お問い合せがある」「ページが10ページ以上閲覧される」など、ウェブサイトによってコンバージョンは様々で、コンバージョンは数値化できることが重要です。
直接コンバージョン
広告からホームページに訪れたユーザーがコンバージョンすることを「直接コンバージョン」と言います。
間接コンバージョン(アシスト・コンバージョン)
広告Aからホームページに訪れてもコンバージョンせず、後日に広告Bからホームページに訪れてコンバージョンするケースがあります。
直接コンバージョンは「広告B」ですが、「広告A」がアシストしています。
直接コンバージョンの数値だけを見ていると「広告Aを削除しよう」と誤った施策をしてしまうことになります。
一人のユーザーがそれぞれの広告でコンバージョンした場合は下記図のようにカウントされます。
総コンバージョン、ユニークコンバージョン
「広告」からコンバージョンしたユーザーが2名おり、7回商品を購入した場合は、
総コンバージョンは「7」、ユニークコンバージョンは「2」となります。
総アクセス数とユニークユーザーのカウント方法と同じです。「総CVが7、ユニークが2」の広告の配信先を変えると「総CVが7、ユニークが6」となる場合は、その配信先はリピート購入者が少ないことが分かります。
クリック スルー コンバージョン
広告からホームページに訪れたユーザーが、直接、または間接でも構わずコンバージョンしたことを「クリック スルー コンバージョン」と言います。
コンバージョンしたユーザーをカウントするため、ユーザーが複数回コンバージョンしても「1」とカウントします。
ビュー スルー コンバージョン
広告を見たユーザーが広告をクリックせず、検索サイトやブログなどからホームページに訪れてコンバージョンしたことを「ビュー スルー コンバージョン」と言います。
実際にはユーザーが広告を見たかではなく、ユーザーの画面に広告が表示されたかをCookieで管理されます。
また、Adwordsでは最後に表示された広告がビュー スルー コンバージョンとして測定されます。
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コントラストの原理
対比させることで印象が変わる心理のことです。
例えば「5万円」の値札が付いた商品があります。
ここに「通常価格10万円」と書くと、消費者は「安い!」と思います。1,000万円の商品を購入した人に、10万円のオプションを勧めると「1,010万円だから」と10万円のオプションが高くない印象を与えることができます。
不動産業者が初めに粗悪な物件から紹介するのも、コントラスト効果を消費者に与えて物件を決めやすくするためです。
このようにコントラストの原理はさまざまなシーンで利用されています。
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クリック・アンド・コレクト
オンラインで購入した商品を自宅以外の場所(店舗や宅配ボックスなど)で受取る購買行動のこと。またはサービスのことです。
自宅で商品を受取ることができない場合、通勤・通学の途中で商品を受取ることができます。
実店舗で受け取る場合は送料がサービスになることもあり、消費者にもメリットがあります。欧米のマーケットではクリック・アンド・コレクトにより、売上を伸ばしている小売店も多くなっています。
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コントリビューター
コントリビューター(Contributor)とは「貢献者」という意味。
何かしら役立つ情報を提供した貢献者(人や、ウェブサイト)に対価を与えることができるサービスや、支援金を支払うことでバナーが非表示となるサービスなどがある。
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キューレション サイト
キューレション(curation)サイトとは、世の中の情報をユニークな文章で紹介するウェブサイトのことです。
グーグルのパンダアップデート、ペンギンアップデートにより、コンテンツの中身が重要視されるようになり、コンテンツマーケティングの一手法として多くのキュレーションサイトが登場するようになりました。
キュレーションサイトの一部は、様々なウェブサイトからグーグルのペナルティを受けないように上手く盗作しており、盗作ゆえに取材や文章構成の手間が掛からないため、記事を乱造しやすく、サイトボリュームの増加も早い。
その為オリジナルの記事より上位に表示されることも多く、問題視されています。 -
キャッチコピー
キャッチコピーとは、対象者への心理的効果を狙った文言のことで、和製英語になります。
キャッチコピーを創る職業としてコピーライターがいます。効果的なキャッチコピーとしては下記のポイントがあります。
- 商品、サービスの価値を伝えられているか?
- そのキャッチコピーは自社だけのものか?
(他社に当てはめてることができるものはキャッチコピーとして成立しない) - できるだけ短い文章
- オーバープロミス(過大)になっていないか?
80年代前後にコピーライターの職業が注目され、商品・サービスにあまり関連しない言葉遊びのキャッチコピーが賞を受賞するなど、キャッチコピーの黒歴史となっています。
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ご褒美消費
ご褒美消費とは、頑張った自分にご褒美を与える消費行動のことです。
例えば、大きな仕事をやり終えた後に、頑張ったご褒美として外食や、洋服を購入したり。勉強後にスイーツを購入する消費行動は「頑張ったから」と消費を自己正当化することができます。
また、「やり終えた後にご褒美がある」というモチベーションの向上もあります。
人はストレスから開放された後に開放的な心理になり、いつもより高額な消費行動をとることが統計的にも証明されています。
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キャリアブロック
キャリアブロックとは、携帯キャリア(DoCoMo、au、Soft Bankなど)の迷惑メール対策のひとつです。
一定時間内に大量のメール配信を行う業者や、宛先不在のメールを配信する業者が配信するメールをスパムメールと認識して、メールの送信拒否や送信を遅延させるなどの対策が行われます。
メールマガジンを配信するサービスはキャリアブロック対策が行われており、メールマガジンの配信数が多い場合は、メールマガジン配信サービスを利用します。