GLOSSARY
ホームページの制作・運営に役立つ用語辞典
SEO用語
か
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クロールバジェット
クロールとはbotがウェブサイトのページを巡回(クロール)することで、バジェットとは「予算」のことですがこの場合、ウェブサイトへのクロール頻度やインデックス数のことになります。
Googleは、ウェブサイトごとにbotがクロールする頻度を割り当てています。
そのため、できるだけ頻繁にクロールされ、インデックスをコントロールすることでSEOにも効果的とされます。
クロールバジェットを意識するウェブサイトは、数千ページ、数万ページの巨大なウェブサイトのみです。
一般的なウェブサイトの場合はページ数が少ないため、クロールバジェットについて気にする必要はありません。
さ
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サイテーション
サイテーション(citation)とは、引用、参照のことで、ユニバーサル検索結果のGoogle+ローカルが表示されるエリアで上位表示されるための一要因とされます。
企業や店舗などを紹介しているウェブサイトやブログに記載されているNAP(企業名や住所、電話番号)をGoogleは(バックリンクが無くても)情報として参照しており、Google+ローカルに登録したNAPと一致した方が、ユニバーサル検索の検索結果に表示されるGoogle+ローカルエリアで上位に表示されやすいとされています。
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サイトリンク
サイトリンクとは、グーグルの検索結果にホームページの一部リンクが表示されるリンクメニューのことです。
最大8つのリンクメニューが表示されます。同様の表示に「ワンライン サイトリンク」があります。
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スニペット
スニペットとは、ヤフー、グーグルなどの検索サイトの検索結果に表示される概略テキストのことです。
ヤフー、グーグルなど検索サイトによってスニペットの表示規則は異なりますが、一般的にはメタタグや検索キーワードが記載された周辺のテキストが抜き出されて、スニペットとして表示されます。
スニペットの重要性
スニペットの文章によってクリック率を上げることができます。
検索キーワードに対してクリックされたくなるようなスニペット文章へとリライトするのが重要となります。
スニペットのリライト方法
スニペットは主に「meta description」に書かれた文章が表示されます。
titleを頻繁に変更するのはあまり良くありませんが「meta description」は何度修正しても問題はありません。
わ
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ワンライン サイトリンク
Googleの検索結果に、ホームページのリンクが1行だけ表示されているミニ・リンクの事です。
ワンライン・サイト・リンクには2~4つの1行分のリンクが表示されます。
同様の表示に「サイトリンク」があります。
英数
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BERT
Googleが開発した自然言語処理のことで、2019年12月10日の検索エンジンに導入されました。
自然言語処理とは?
人間の言葉(文脈)を理解して、処理させる技術のことです。
検索エンジンに組み込まれたことで、ウェブページに書かれた文章をより理解します。さらに「新宿で予算5000円以下でワインを楽しめるお店はどこ」などの自然言語による検索を理解し、最適な検索結果を表示することができます。
BERTの特徴は?
学習スピードが早く、高い制度で文脈を解析します。
SEOの影響は?
文脈を理解するため、ウェブページに検索キーワードが含まれていなくても、ユーザーが求めていることが書かれているページであれば検索結果に表示されるようになります。
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DAO
DAOとは「Digital Asset Optimization」の略で、ウェブサイト内の動画、音声、画像、ブログ、Twitterのつぶやき、BBSなどを資産(Asset)として考え、 それぞれを検索エンジンに最適化してアクセスの増加や顧客との接点を増やす施策のことです。
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E-A-T
Googleがウェブサイトを評価する基準のひとつで、専門性(Expertise)、権威性(Authoritativeness)、信頼性(Trustworthiness)の頭文字による造語です。
専門性(Expertise)
ウェブサイトの情報が専門家、または専門家以外でも一定の知見を持った人によって書かれた情報であるか。
権威性(Authoritativeness)
情報の作者はその分野において、権威のある人物であるか。または多くの人に支持されている人物であるか。
信頼性(Trustworthiness)
ウェブサイト、運営者、その情報が信頼できるものか。
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MEO
MEOとは、Map Engine Optimizationの頭文字からなる検索エンジン対策の一手法のことです。
Googleが検索結果に、ウィキペディアや、Google+ローカルの情報なども表示させるユニバーサル検索を導入したことで、ユニバーサル検索に表示されるGoogle+ローカルのエリアで上位表示させるために内部・外部の最適化をおこなうことです。
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QFD
QFD (Query Deserves Freshness)とは、Googleの検索アルゴリズムのひとつです。
話題性が高くなったキーワードと関連が強いページを一時的に上位に表示させて、ユーザーの利便性を高めます。
例えば、タレントが結婚した場合、タレントのオフィシャルサイトより、タレントの結婚を伝えるニュースサイトの記事が上位に表示されるようになります。
トレンドブログと呼ばれるブログは、このQFDの仕組みを利用しており、報道された情報をすぐにブログ記事にしてアップすることで、一時的に上位表示されアクセスを稼ぎます。
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SERPs
SERPsとはSearch Engine Result Pageの略で、ヤフーやグーグルなどの検索サイトでの検索結果のことです。「サープス」と呼ばれます。
検索サイトはユーザーの利便性や広告収入などを検証しながら検索結果の表示を頻繁に変えています。
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SXO
SXO(Search Experience Optimization)とは、ユーザーの検索に対して最適な情報を提供するためにコンテンツを最適化することです。
SEOは検索エンジンを対象にした施策でしたが、ユーザーを対象にした施策がGoogleのランキング要因として重要となりました。
SXOで重要な要素として「ユーザビリティ(Usability)」「レリバンス(Relevance)」「オーソリティ(Authority)」が挙げられます。
- ユーザビリティ:ウェブサイトの表示速度や、操作性など。
- レリバンス:ユーザーの検索に対しての適合性。ユーザーの期待値を満たすコンテンツの提供。
- オーソリティ:権威性。従来のSEO同様にバックリンクも重要ですが、リンク先との整合性、評価など過去のアルゴリズムより厳しく判断されます。
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YMYL
Googleの検索評価のひとつで「Your Money or Your Life」の頭文字をとった造語になります。
主に下記の「お金と生活」に関する情報について厳しい基準が設けられ、情報が曖昧で信憑性のないウェブサイト、ページは評価されなくっています。
- 金融取引、投資や税金、住宅の購入に関するページ
- 医療に関するページ
- 法律に関するページ
- 災害や公的な情報を含むページ
ユーザーの生活や命に関わる情報について厳しい基準となっています。