カスタマー エクスペリエンス
カスタマー エクスペリエンスとは「顧客経験価値」のことです。
「CX」と略されることもあります。
消費者は商品を購入する時に「安く買える」「新しい商品を知る」など、さまざまな経験をしています。この顧客が体験する経験を価値としたのが「カスタマーエクスペリエンス」です。
例えば、ユーザーはホームページを回遊している時にさまざまま経験を得ており、ユーザーにとってマイナスの経験とならないように、ユーザビリティ、リーダビリティ、ファインダビリティなどを改善しながらカスタマー・エクスペリエンスの向上を図ることが重要となります。
5つの経験価値
カスタマーエクスペリエンスとして下記の5つの経験価値が挙げられます。
- 知覚的経験価値(Sense)
視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触感の五感を通して顧客の感覚に訴える。
飲食店からの香り、店舗デザイン、商品陳列、リラクゼーション・サービス、音響効果など。 - 感覚的経験価値(Feel)
顧客の感情に対して訴える。
丁寧なサービス、話し方など顧客からの信頼を得る。 - 創造的経験価値(Think)
顧客の知性や好奇心に対して訴える。
商品のコンセプトや、企業の理念などを顧客に伝え共感を得る。 - 行動的経験価値(Act)
行動、身体、ライフスタイルに訴える。
新しい食生活、通勤時間の利用方法など新しいライフスタイルの発見、提案。 - 準拠集団(Relate)
集団、グループへの帰属意識に訴える。
エコロジー、ボランティアの活動、参加意識。ブランド品を所有する喜びなど。