WordPress 記事をSNSへ自動投稿するベストなプラグイン5選
WordPressの記事をTwitterやFacebookなどのSNSへも自動的に投稿するベストなプラグインをご紹介します
SNS自動投稿プラグインとは、ブログ記事の投稿と同時にFacebookやTwitter、InstagramなどのSNSにも記事の一部を投稿してくれるプラグインです。また、過去のブログ記事を自動的にSNSに投稿することもできます。
SNS自動投稿プラグインを選ぶポイント
SNS自動投稿プラグインは複数ありますが、選ぶポイントは下記になります。
- 連動できるSNSの種類
FacebookやTwitter、Instagramなど、連動したいSNSがプラグインで行えるか。 - ウェブサイトの規模や構造
運営しているウェブサイトが、マルチサイトやEC(Woocommerce)の場合に対応しているか。
複数ユーザーで記事を投稿している場合は、効率的に運営できるか。 - プラグインの継続的な開発
プラグインの中には開発が終了するプラグインもあります。
開発が継続している古くからある定番プラグインほど安心ですが、古いUIや新しい機能が実装されていない場合があります。
SNSはAPIの仕様を頻繁に変更するため、早急に対応してくれるかもポイントです。 - 有料版の機能とコスト
有料版を利用することも想定して、有料版の機能やコストも事前にチェックすると良いでしょう。
プラグイン導入前の確認
- SNSへの投稿スケジュールを設定できますが、投稿に失敗することもあります。
- 対応SNSが豊富でも、有料でしか対応できないSNSも含まれています。
- 運営後にSNSのAPIの仕様が変更したり、利用できなくなる場合もあります。
- カードの画像表示サイズやテキストを細かく設定できない場合もあります。
SNS自動投稿プラグイン5選
プラグインを選ぶポイントを元に、実際に導入したSNSプラグインをお薦め順に紹介します。
Social Networks Auto-Poster
自動投稿ができるSNSの種類が豊富で、SNS自動投稿プラグインでは最も人気にあるプラグインです。SNS自動投稿プラグインとして最初に候補が上がるプラグインでしょう。
無料版でもカスタム投稿タイプやWoocommerceにも対応しており、自動投稿させるカテゴリーの設定や、自動投稿のタイミングなど、十分過ぎる機能が備わっています。
ただし、初期設定が複雑で、運営後もSNSのAPI変更に対応し続ける必要があります。自動投稿させるSNSが増えるほど導入・運営コストが膨らみます。
対応SNSの種類は豊富ですが、InstagramはSNAPが提供する有料のAPIを利用することになります。
主な対応SNS(無料) | Twitter、Facebook、Line、Tumbler、Linkdln、Blogger |
主な対応SNS(有料) | Instagram、Pinterest、Googleマイビジネス、Youtube |
Social Networks Auto-Posterの設定方法を解説
Blog2Social
Blog2Socialも人気の高いSNS自動投稿プラグインです。対応するSNS数も多く、無料で多くの機能を利用することができます。
Social Networks Auto-Posterとの違いは、スケジュール配信の設定はカレンダーUIが利用できる点です。ブログを複数人で運営しているオウンドメディアには便利な機能となるでしょう。
アナリティクスのパラメーター追加は有料版だけの機能となるのが残念です。
Revive Old Posts
Revive Old PostsはSNS自動投稿プラグインとしていち早くリリースされ、利用者も多い人気のあるプラグインの一つです。プラグインは常にアップデートが行なわれており信頼の高いプラグインです。
スケジュール投稿や投稿するカテゴリーを設定することもでき、古すぎる記事は投稿しないように設定することもできます。無料版でも十分な機能を備えていますが対応するSNS種類は多くはありません。
カスタム投稿タイプに対応していませんが、有料版にすることで利用することができます。
それほど頻繁に記事を投稿しない、個人や少人数で記事を投稿している小~中規模のウェブサイト、ECサイト。とりあえずブログ記事をSNSに自動投稿できれば良い場合には最適なプラグインです。
Jetpack
JetpackにもSNSへの自動投稿機能があります。
対応するSNSの数は少なく、細かな設定もできません。スケジュール配信は有料となります。
Jetpackの最大のメリットはSNSのAPIが不要なことです。
面倒なAPIの取得が不要で、APIの変更に対応する必要がありません。SNSのAPI変更対応に疲れてJetpackに落ち着くユーザーも少なくありません。
自動投稿がFacebook、Twitterで十分であれば、導入・運営のコストを大幅に削減できるベストなプラグインでしょう。
Nelio Content
SNS自動投稿プラグインとしては後発にリリースされた為、機能が豊富でカレンダーUIも利用できます。自動投稿プラグインの機能やUIが全て取り入れられています。
中でもAnalyticsと連動し、ダッシュボードから記事ごとのSNSシェア数を確認できるのはオウンドメディアの運営には役立つでしょう。
デメリットしては機能が豊富なため学習コストがかかることです。また他のプラグインに比べて自動投稿に失敗することがよくあります。
どのプラグインがお薦めなのか?
対応するSNS数で選ぶと「Social Networks Auto-Poster」「Blog2Social」の2択になります。
ただし、SNSごとにAPIキーを取得し個別に設定する必要があります。
APIキーの取得は非常に手間がかかり、申請が却下される場合もあります。
導入の手軽さで選ぶと「Jetpack」になります。SNSのAPIキーを取得する必要もありません。
SNS自動投稿を導入したウェブサイト運営
TwitterやFacebookページがブログ記事の自動投稿だけでは、ユーザーとのエンゲージメントを築くことや、シェア数を増やす事は難しいでしょう。
古い記事をSNSに自動投稿した場合、今ではもう使えない情報である場合もあります。
日頃からTwitter、Facebookページを運営管理し、更にブログの自動投稿も利用するのが理想ですが、人的リソースが少ない場合は難しいでしょう。そもそも人的リソースが無いために自動投稿プラグインを導入するケースがほとんどです。
ではどうすればよいのか?
答えは簡単で、自動投稿する記事を選ぶ事です。
また、ウェブサイトの資産となりSNS自動投稿にも最適なコンテンツを企画、用意すれば良いのです。