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【基本Tips】Googleカスタム検索でPV数がアップ

ワードプレスやムーバブルタイプなどのCMSには検索機能や多数の拡張プラグインがあります。しかし、誤字や表記ゆれには検索が対応できないため、Googleのカスタム検索を導入することでPVが上昇するケースが多くあります。

Googleカスタム検索の特徴

Googleカスタム検索を導入する前にメリット、デメリットを理解して導入を検討します。

Googleカスタム検索のデメリット

  • Googleにインデックスされていないページは、検索にヒットしない。
  • ページを追加してすぐにサイト内検索にヒットしたい場合は不向きです。
  • 検索結果のデザインはCustom Search APIを利用することになります。APIを利用した場合は1日100クエリを超える場合は有料となります。

Googleカスタム検索のメリット

  • 誤字や表記のゆれにも対応している。
  • 類語を追加することができる。
  • 絞り込み検索や、検索結果の並び替えの機能を追加できる。
  • オートコンプリート機能を利用することができる。
  • 画像検索機能を利用できる。
  • 検索結果の表示が早い。サーバに負荷が掛からない。
  • アイキャッチ画像やマイクロフォーマットに画像設定している場合は、検索結果に画像も表示させることができる。

絞り込み検索やソート機能、アイキャッチの表示などはCMSの検索機能でもできますが、誤字や表記のゆれ、画像検索、類語の追加などはGoogleカスタム検索ならではの特徴です。

また、検索スピードが早いのも特徴です。
ハイスペックの専用サーバを利用していても記事が1,000ページ以上となるとCMSの検索では時間がかかります。

Googleカスタム検索の概略や機能についてはヘルプページが充実しています。

Googleカスタム検索の設置方法

Googleカスタム検索の設置は非常に簡単です。
まずは基本的なカスタム検索を設置して、後から機能の追加や調整をしていきます。

基本的なカスタム検索の手順が下記になります。

  1. Googleにログインした状態で「カスタム検索」にアクセスします。
  2. メニューの「新しい検索エンジン」をクリックして、必要事項を入力、設定していきます。
  3. メニューの「検索エンジンの編集」から「デザイン」をクリックします。
    設定より先に、検索窓や検索結果のデザインを進めて行きます。
    設定したデザインは画面右に表示されるので、確認しながらデザインを設定できます。
  4. メニューの「設定」をクリックします。
    タブメニューの各設定をおこなっていきます。検索結果にAdsenseを表示させることもできます。
    コードを取得するので「コードを取得」をクリックします。
  5. 検索窓のコードが表示されます。このコードをコピペすると検索窓が表示されます。
    「検索結果の詳細」をクリックします。
  6. 検索結果のページを設定します。
    クエリはそのままでOKです。analyticsのサイト内検索クエリに関連する設定になります。

    「次へ:検索結果コードの取得」をクリックします。

  7. 検索結果のコードが表示されるので、検索結果ページにコピペするとOKです。
  8. Google Analyticsと連動させる設定をします。
    メニューの「統計情報とログ」をクリックして「Google Analytics」タブをクリック。
    「Google Analyticsプロファイル」から連動させるAnalyticsを設定するとOKです。

設定は以上で完了です。

必要があれば、絞り込み検索の追加や類語の設定をおこなっていきます。

検索結果に検索窓を追加する

検索結果にも検索窓が欲しい場合があります。

検索結果のコードの「<gcse:searchresults-only></gcse:searchresults-only>」を「<gcse:search></gcse:search>」に変更します。

変更前
<script>
     (function() {
     var cx = '003712235847806337130:oynzl2diuai';
     var gcse = document.createElement('script');
     gcse.type = 'text/javascript';
     gcse.async = true;
     gcse.src = 'https://cse.google.com/cse.js?cx=' + cx;
     var s = document.getElementsByTagName('script')[0];
     s.parentNode.insertBefore(gcse, s);
     })();
</script>
<gcse:searchresults-only></gcse:searchresults-only>
変更後
<script>
     (function() {
     var cx = '003712235847806337130:oynzl2diuai';
     var gcse = document.createElement('script');
     gcse.type = 'text/javascript';
     gcse.async = true;
     gcse.src = 'https://cse.google.com/cse.js?cx=' + cx;
     var s = document.getElementsByTagName('script')[0];
     s.parentNode.insertBefore(gcse, s);
     })();
</script>
<gcse:search></gcse:search>

これで検索結果にも検索窓が表示されます。

Google Analyticsで検索キーワードを確認する

Google Analyticsで検索キーワードを確認するにはメニューの「行動」から「サイト内検索」で検索キーワードや検索が行われたページなどを調べることができます。

Googleカスタム検索に変更しての結果

ワードプレス、ムーバブルタイプの検索機能から、Googleカスタム検索に変更すると以下の改善がありました。

  • 検索後の離脱率が若干改善された。
  • 何度も検索キーワードを変更しながら検索しているユーザーが減った。

ページ数が多いウェブサイトの場合は、Googleカスタム検索の利用も検討してみてはいかがでしょうか?

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