アフォーダンス
アフォーダンスとは、アメリカの知覚心理学者ジェームズ・J・ギブソンによる造語で、後にドナルド・ノーマンが書籍「誰のためのデザイン」で用いたことから、UI、デザインの現場でも広く知れ渡った。
例えば、木材による60cmの立方体に座れば、両者の間には「座れる」というアフォーダンスが存在し、その立方体をサイコロのように転がせば「転がせる」とうアフォーダンスが存在します。
椅子をデザインする場合、ユーザーに「座れる」という情報(直感的に分かる)をアフォードするデザインであるべきとされますが、これはギブスンが定義するアフォーダンスとは異なり、「シグニファイア(知覚されたアフォーダンス)」と区別することをノーマンは提唱しています。